高市早苗首相が、中国の内モンゴル自治区の人権問題に批判的な立場を取る自民党議員連盟の会長を退任したことが分かった。党関係者が18日明らかにした。首相就任に伴う対応で、その他の議連会長も全て退く意向という。就任前には、議連会長として中国の人権弾圧を懸念するメッセージを出し、中国の反発を招いた経緯がある。
議連は「南モンゴルを支援する議員連盟」。関係者によると、首相は顧問となり、後任の会長には山谷えり子参院議員が就く。
首相は就任前の10月9日、議連会長として「南モンゴル(内モンゴル自治区)において中国共産党による弾圧が続いていることに憤りを禁じ得ない」と批判。中国側は「内政干渉だ」として日本側に抗議していた。
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