北朝鮮による拉致被害者で2002年に帰国した地村保志さん(70)が、拉致問題解決を訴える講演などの活動を、高齢を理由に休止する意向であることが18日、関係者への取材で分かった。地村さんは14日に福井市での集会に出席し、体力的な衰えを感じていると話していた。
地村さんの同級生で、支援団体「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」(救う会福井)の森本信二会長(70)は取材に、「『70歳になったら活動を休止したい』との相談を受けていた。14日の講演会が最後の活動だったと思う」と語った。
地村さんは福井県内の学校や集会で講演してきたほか、署名を呼びかけるなどしてきた。
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