福岡市の「みずほペイペイドーム」周辺での男女刺傷事件で、被害に遭ったアイドルグループ「HKT48」の男性イベントスタッフ(44)が、殺人未遂容疑で逮捕された男(30)に「待ち伏せを繰り返すなら出禁にする」と警告した直後、襲われたことが18日、福岡県警への取材で分かった。県警は、HKT48メンバーを狙っていたとみて捜査している。
捜査関係者によると、山口直也容疑者は「メンバーを道連れにしようとした」という趣旨の供述をしている。一方、事件後に逃走し自ら通報したことや、自殺をほのめかす物証は見つかっていないことから、県警は慎重に裏付けを進める。
県警によると、山口容疑者が逮捕時に所持していた包丁2本と、ドーム駐車場に残した車から押収された1本は12日に購入されていた。
山口容疑者は事件前日の13日、ドームの関係者用駐車場のエレベーターホール付近を徘徊。ホールは、隣の商業施設にあるHKT48専用劇場にメンバーが移動する経路になっている。
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