来年1月17日で発生から31年となる阪神大震災に関連し、兵庫県内で市民団体などが執り行う追悼行事の数は37件の予定で、発生30年の節目の今年と比べ20件減る見通しであることが、神戸市の市民グループ「市民による追悼行事を考える会」の集計で18日分かった。
集計結果が残る1999年分以降で最少だといい、同会世話人代表の高橋守雄さん(77)は「風化の兆しが見えてきている」と指摘した。
37件の内訳は追悼の集いやセレモニーなどが13件、法要や礼拝が14件、コンサートや演奏会が10件。昨年同時期にまとめた今年分の集計は計58件だったが、実際に執り行われたのは57件だった。
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