WBOフライ級世界戦の1回、アンソニー・オラスクアガ(右)に攻められる桑原拓=両国国技館

 ボクシングのトリプル世界戦は17日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)フライ級タイトルマッチは、挑戦者で同級4位の桑原拓(大橋)が王者のアンソニー・オラスクアガ(米国)に4回2分37秒、TKO負けを喫した。オラスクアガは4度目の防衛。

 世界ボクシング協会(WBA)バンタム級の団体内王座統一戦は、正規王者の堤聖也(角海老宝石)と、世界5階級制覇の実績を持つ暫定王者で、43歳のノニト・ドネア(フィリピン)が対戦する。

 世界ライトフライ級2団体王座統一戦は、WBA王者の高見亨介(帝拳)と、WBO王者のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)が拳を交える。