17日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(380回債、表面利率1・7%)の利回りが上昇し、一時1・980%を付けた。日本相互証券によると2007年6月以来、18年半ぶりの高水準。国債は売られると価格が下がって利回りが上がる仕組み。財政悪化への懸念が強まり、国債の売り圧力が高まって利回りが上昇した。
終値利回りは前日より0・025%高い1・975%だった。日本相互証券によると終値として06年7月以来の高水準。大阪取引所10年国債先物の中心限月である26年3月きりは20銭安の133円23銭だった。
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