栃木県真岡市東郷の大前(おおさき)恵比寿神社で17日、師走の恒例行事「えびす様のすす払い」が行われた。高所作業車を用いて、冬晴れの空に映える全高約20メートルのえびす像の汚れを落とした。
大前恵比寿神社で行われたえびす像のすす払い
1989年に建立されたえびす像は「日本一のえびす様」として親しまれ、金運招福や商売繁盛の御利益があるとされる。
すす払いには神職3人と崇敬者6人が参加した。拝殿で神事を行った後、神職が高所作業車でえびす像の上部まで上昇し、約5メートルのササ竹を使ってたまった汚れを払い落とした。台座なども雑巾で丁寧に拭き上げてきれいにした。
加藤直人(かとうなおと)宮司(67)は「(えびす様の顔も)一段と輝いているように見える。来年はニコニコ笑顔でえびす顔のように過ごしたい」と話した。
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