京都市下京区の不動産会社「安朱富(アストン)」の元社長が実質的に経営していた会社7社の土地取引を巡り、赤字法人を関与させることで転売益を相殺して法人所得を圧縮したなどとして、大阪国税局が2022年までの6年間で7社に計約14億円の所得隠しを指摘したことが17日、関係者への取材で分かった。
重加算税を含めた法人税などの追徴税額は7社で計約6億8千万円とみられる。
関係者によると安朱富の元社長は京都市内の土地に関し、関係会社を介在させて売買。関係会社は転売益を得たが繰越欠損金を抱える赤字法人だったため利益が相殺され、申告所得をゼロとしていた。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


