【ニューヨーク共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は16日、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)が、米同業のパラマウント・スカイダンスによる敵対的買収の提案について、株主に対し拒否するよう勧告する準備を進めていると伝えた。買収で合意した動画配信大手ネットフリックスとの取引を支持するよう、近く表明する見通しだという。
WBDが正式に買収提案を拒否した場合、パラマウント側は買収条件を引き上げるかどうかを含めて新たに判断を迫られることになる。
ネットフリックスは、ワーナーの映画製作スタジオや動画配信サービス「HBOマックス」などを対象に、現金と株式を組み合わせて1株27・75ドル(約4300円)相当での買収で合意している。一方、パラマウントはワーナー全体を対象に、1株30ドルの現金による買収を提案している。
WBD株は足元では1株30ドル近辺で取引されており、市場ではパラマウントが提示条件を上積みするとの観測が出ている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


