宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、日本版衛星利用測位システム(GPS)とも呼ばれる準天頂衛星システム「みちびき5号機」を搭載したH3ロケット8号機を、鹿児島県の種子島宇宙センターの組立棟から発射地点に移動させた。17日午前11時10分に打ち上げる。
運搬車両に載せられた機体は16日午後9時ごろ、組立棟を出発。発射地点までの約400メートルを30分ほどかけ、ゆっくりと移動した。
みちびきは米国のGPSの信号を補い、スマートフォンやカーナビなどへ安定的に位置情報サービスを提供している。対象地域は日本からオセアニア。
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