年末年始の新幹線予約状況

 JR旅客6社は16日、年末年始(26日~26年1月4日)の新幹線と在来線の指定席の予約数が15日時点で、前年度比2%増の524万席に上ると発表した。ピークは下りが今月27日、上りが1月3日。グループとしては期間中の1日当たりの予約席数が過去最多。新幹線や特急での全席指定席化が進んだことが影響したとみている。

 JR各社によると、新幹線予約は前年度比3%増えた。東海道が4%増で、27~31日の午前に東京駅を出発する「のぞみ」「ひかり」に混雑が見られる。在来線特急「ひだ」「しなの」「南紀」は全席指定で運転する。

 この他の新幹線で予約が増えた割合は、東北1%、上越2%、北陸のJR東日本区間7%、JR西日本区間8%となった。山形、山陽は横ばい。北海道は8%減、秋田は1%減、九州と西九州がいずれも5%減だった。

 期間中の特急列車の指定席を前年度より拡大しているJR四国は、在来線の特急と快速が2%増えた。