計量をパスし、ポーズを取るWBAバンタム級正規王者の堤聖也=16日、東京都内

 計量をパスし、ポーズを取るWBAバンタム級暫定王者のノニト・ドネア=16日、東京都内

 計量をパスし、ポーズを取るWBAバンタム級正規王者の堤聖也=16日、東京都内  計量をパスし、ポーズを取るWBAバンタム級暫定王者のノニト・ドネア=16日、東京都内

 ボクシングのトリプル世界戦(17日・両国国技館)の前日計量が16日、東京都内で行われ、世界ボクシング協会(WBA)バンタム級の団体内王座統一戦に臨む正規王者の堤聖也(角海老宝石)、WBAライトフライ級王者で、2団体王座統一戦を闘う高見亨介(帝拳)ら出場6選手が1回でパスした。

 堤と暫定王者のノニト・ドネア(フィリピン)はともにリミットより100グラム軽い53・4キロ。堤は計量後、ドネアの体をまじまじと見つめ「手が長いので警戒する距離が増える。一発もある相手で疲れる試合になるが、やるべき仕事を淡々とこなすだけ」と語った。

 高見はリミットを100グラム下回る48・8キロ、世界ボクシング機構(WBO)王者のレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)は48・7キロだった。にらみ合いで勢いよく近づいたサンティアゴを、高見が手で制して離れる一幕も。「減量で疲れていて今はやめてと思った。(王座統一戦で)さらに気合が入る試合だし、いい内容で倒して勝ちたい」と意気込んだ。