【ローマ共同】キリスト教カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ広場で15日、毎年恒例のクリスマスツリーの点灯式が行われた。高さ約25メートルのツリーが青や赤などの光に包まれると、集まった人たちから歓声が上がった。
ツリーはイタリア北部から運ばれた。キリスト誕生の場面を再現した模型「プレゼピオ」も飾られた。南部サレルノから長距離バスで来たビルジニア・トルトラさん(58)は「色鮮やかなツリーがとても美しい。長旅をしたかいがあった」と感激していた。
サンピエトロ広場にツリーを飾る習慣は1982年に当時の教皇、故ヨハネ・パウロ2世が始めた。設置は来年1月11日まで。
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