全日空と日航は15日、空港の制限区域内を走行する貨物けん引車(トーイングトラクター)の自動運転を実用化し、羽田空港で運用を始めた。日航は成田でも導入した。一定の条件下で運転手が不要になる「レベル4」相当で、国内空港での実用化は初。慢性的な人手不足に対処する狙いがあり、各地での導入を目指す。
車両はプログラムに基づき、貨物エリアから旅客機付近まで荷物を運搬する役割を担う。羽田で無人走行が報道公開され、全日空の車両は出発前の旅客機から数十メートル離れた地点までコンテナをけん引して停止した。機体真横への接近は、安全を考慮して職員の運転で行う。日航の車両は駐機場付近の道路を走行し車線変更もした。
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