県勢として初のJリーグタイトルとなるJ3優勝とJ2昇格を成し遂げた栃木シティ。今矢直城(いまやなおき)監督が掲げてきた攻守に主導権を握る「アタッキングフットボール」で参入1年目にしてリーグを席巻した。今季の歩みを振り返りながら強さの秘密をひもとくとともに、クラブの今後の方向性などを探る。
「栃木シティ頑張れー」。9月20日の第28節高知とのJ3昇格同期対決。雨の中、本拠地シティフットボールステーション(CFS)で大声援を送るホームサポーターの後押しを受け、選手たちは最後まで走り続けた。
J2昇格を決め、サポーターとタッチする栃木シティの選手たち(右)=11月23日の長野戦から、CFS
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