沖縄県石垣市議会は15日、市の行政区域に含まれる尖閣諸島に住所地を記した行政標柱を設置するため、上陸許可を政府に求める意見書を賛成多数で可決した。2020年に市が尖閣諸島の住所地の字名を変更したが、50年以上前に設置した標柱と未交換のままとなっている。
市は1969年に魚釣島など5島に標柱を設置。20年10月に字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更した。意見書では「日本の領土であることを示すためにも、新たな行政標識設置は重要だ。東シナ海を取り巻く環境が厳しい折、早急な対応が求められている」と指摘した。
市は21年9月、上陸を申請したが「政府関係者以外の上陸を原則として認めない」として不許可となった。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする
