愛知県が閉鎖したホームページ(HP)を巡り、ネット上の住所に当たるドメインを第三者が取得し、アダルトサイトなどに転用されていたことが15日、県への取材で分かった。第三者による取得は少なくとも35件に上った。新たなサイトを作る際は、県の公式HP内に開設するよう対応を改めた。
閉鎖された自治体などのサイトを巡っては、ドメインがオークションサイトに出品される事例が発覚。自治体名など公共性の高さを連想させるドメインを第三者が取得し、悪用される可能性もある。
県によると、転用されたのは2022年参院選の特設サイトのほか、新型コロナウイルスの感染防止の呼びかけや技能五輪関連のサイト。
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