今春の選抜高校野球大会に出場した沖縄県名護市のエナジックスポーツ高等学院野球部の神谷嘉宗監督が部員に不適切な指導を行い、活動を自粛していることが15日、同校への取材で分かった。仲舛盛順学院長は指導の内容や時期については「生徒のプライバシーを守る観点から答えない」と語った。県高野連には報告したとしている。

 神谷氏は2022年の創部から監督を務めている。活動自粛は自ら申し出たという。野球部は今春の選抜大会で甲子園に初出場し、初勝利を収めた。