【ベルリン共同】ドイツ西部ドルトムント市は14日、ノーベル文学賞のドイツの詩人にちなんで1961年に創設したネリー・ザックス賞を、同国在住の作家多和田葉子さんに授与した。ネリー・ザックス賞は、各国文化の相互理解促進に向けた文学的な貢献が評価された作家らに2年に1度授与される。
ドルトムント市の幹部が同市での授賞式で、多和田さんの作品を「物事を別の視点で見ようとする勇気に感動した」とたたえた。多和田さんは「今日の受賞を貴重な贈り物と受け止めている。心から感謝する」と述べた。
多和田さんは「犬婿入り」で芥川賞、「雪の練習生」で野間文芸賞を受賞。日本語とドイツ語での小説や詩の執筆で知られる。
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