男性の送還停止求め署名呼びかけ

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　入国管理センターに収容されている人を支援する団体が開いた集会＝１４日午後、茨城県つくば市

　茨城県牛久市の東日本入国管理センター（牛久入管）に収容されている人を支援する市民団体が１４日、同県つくば市で集会を開き、強制送還を通告された体調不良のパキスタン人男性（６２）の送還停止を求める署名を呼びかけた。支援者は「牛久入管の医師からも飛行機には乗れないと言われている」と訴え、協力を促した。

　男性は１９８０年代にカシミール独立運動に関わり、当局に２０回以上拘束。８７年に来日し、日本人女性と離婚後に在留資格を失った。東京出入国在留管理局や牛久入管に計１２年半収容される中、ハンガーストライキで体重が激減し現在は車椅子で生活。今月１０日、代理人弁護士を通じて１７日の強制送還を通告された。