戦後に在日朝鮮人やその家族らが北朝鮮へ渡った「帰還事業」の開始から66年となる14日、日本に戻れず亡くなった人を悼む集会が、出発地となった新潟市の新潟港で開かれた。約30人が参加し、今も北朝鮮での生活を余儀なくされる人や拉致被害者の救済を訴えた。
帰還事業は1959年に始まり、一時中断を挟んで84年まで続いた。北朝鮮を「地上の楽園」と信じて約9万3千人が新潟港から船で渡ったが、実際には多くが貧困や差別によって過酷な生活を強いられたとされる。
17歳で北朝鮮に渡り、2003年に脱北した川崎栄子さん(83)は「北朝鮮問題を解決して、平和で安定した地球を次世代に残したい」と語った。
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