岐阜・富山両県にまたがる「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が世界文化遺産の登録から30年を迎えたことを記念し、岐阜県白川村で14日、式典が開かれた。成原茂村長はあいさつで「30周年は(世界遺産を)次世代へとつなぐ新たな出発点」と継承への決意を語った。
1995年に世界遺産へ登録。観光客でにぎわう一方、混雑や集落に向かう車の渋滞といった課題に直面している。
シンポジウムで白川郷荻町地区の野村昭吾区長は「生活の場そのものが世界遺産であり、歩んできた30年は平たんな道のりではなかった」と振り返り、集落を大切に保存しながら「世界に誇れる荻町であり続けることを願う」と述べた。
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