【モスクワ共同】ロシア西部クルスク州のヒンシュテイン知事は13日、同州で地雷除去などの任務を終えて帰国した北朝鮮軍の工兵らが来年春に戻ってきてクルスク州の復興作業を継続してくれることを期待していると通信アプリに投稿した。

 クルスク州は2024年8月から25年4月までウクライナ軍の地上越境攻撃を受け、ウクライナ軍は州内に地雷を埋設した。ヒンシュテイン氏は、北朝鮮軍の工兵らは約4万2千ヘクタールで150万個以上の爆発物を破壊したと説明し「われわれの国境地域の復興に欠かせない計り知れない支援だ」と感謝を表明した。

 北朝鮮メディアによると、工兵らは北朝鮮に帰国し、12日には歓迎式典が平壌で行われた。