ザポリージャ原発周辺で警備に当たるロシア側要員=2023年6月、ウクライナ南部ザポリージャ州(ロイター=共同)

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は13日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポリージャ原発で、軍事活動により外部電源が一時喪失したとX(旧ツイッター)で明らかにした。電源は既に復旧した。

 IAEAによると、2022年のロシアのウクライナ侵攻後、外部電源の喪失は12回目。グロッシ氏は、原子力事故を回避するための軍事的自制の必要性を改めて強調した。