【南シナ海洋上・共同】フィリピン沿岸警備隊は13日、南シナ海のサビナ礁付近で操業していたフィリピンの漁船が12日午後に中国海警局の船から放水攻撃を受け、2隻が損壊したと発表した。中国側は漁船といかりを結ぶロープも切断し、船が高波で揺れ、3人が軽傷を負った。
南シナ海ではフィリピンと中国が領有権を巡り対立。沿岸警備隊のタリエラ報道官は、中国船は放水攻撃で民間人を故意に狙ったとの見方を示し「深刻な人権侵害だ」と非難した。
沿岸警備隊は11日から、所属船に共同通信を含む報道関係者を搭乗させ、南シナ海での活動を公開している。漁船の救援に向かう途上、複数回にわたり中国海警局の船に航行を妨害された。
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