【ハーマル(ノルウェー)共同】スピードスケートの高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が12日、ノルウェーのハーマルで行われたワールドカップ(W杯)第4戦の女子1500メートルで優勝し、来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪代表を確実とした。この競技の日本勢では一番乗りとなり、エースは「ちょっと安心した部分はある」と笑みを浮かべた。
橋本聖子と並ぶ冬季五輪出場4度は、日本女子史上最多の5度を誇る岡崎朋美に次ぐ。高木は夏季も含めて日本女子最多のメダル7個を獲得したが、足りないのは1500メートルの「金」だった。2018年平昌、前回22年北京両大会でイレイン・ブスト(オランダ)に敗れて2位。ここまでの歩みを「全ては五輪の1500メートルで勝つため」と悲願に掲げるほどだ。
国際大会での1500メートル制覇は昨年11月以来、実に9レースぶりだった。歓喜の瞬間から高木の表情はすぐに引き締まり「もっと改善して進まなければ」と決意を表明。鋭い視線は4度目の大舞台に向かっていた。
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