【宇都宮】恐竜の着ぐるみ姿でスポーツを楽しむ「ティラノサウルスレース宇都宮」が13日、宇都宮清原球場で開かれた。県内外から総勢175頭の「恐竜」が勢ぞろいし、ユーモラスな姿で綱引きや大玉転がし、30メートル走に汗を流した。
恐竜姿で疾走する参加者
同レースは市スポーツ振興財団の主催。県外のレースに出場経験のある同財団職員が、「市内でも開催して盛り上げたい」と提案して今年2月に始まり、今回で2回目となる。
「人間を忘れ、恐竜になりきり暴れましょう」の掛け声とともに開幕。30メートル走は小学生の「幼獣」や中学生以上の「成獣」、50歳以上の「OVER ご獣」など年齢や性別のクラスごとに競技。色とりどりの恐竜たちは、スタート前に「ガオー」と雄たけびを上げるなど思い思いにアピールし、ゴールを目指して疾走した。
大玉転がしに挑戦する恐竜姿の参加者
参加者で最年長の植竹健治(うえたけけんじ)さん(76)は「非日常が楽しいですね」とほほ笑んだ。幼獣の部で優勝した岡本西小4年大瀧結士(おおたきゆいと)さん(10)は「来年もまた挑戦したい」と意欲を見せた。
次世代型路面電車の無料貸し切り便で会場に向かう参加者
会場入りする恐竜姿の参加者たち
恐竜姿でラジオ体操をする参加者
大玉転がしに挑戦する恐竜姿の参加者
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