長崎原爆による被爆で右半身まひなどの障害を負い、2000年の最高裁判決で原爆症認定を勝ち取った松谷英子さん(83)の半生をまとめた紙芝居が13日、長崎市で披露された。上演会に参加した松谷さんは訴訟を起こした思いを「原爆で障害を負ったことが悔しくてたまらなかった」と振り返った。
紙芝居は原爆投下80年に合わせ、長崎原爆被災者協議会(長崎被災協)が長崎市の漫画家西岡由香さん(60)らに制作を依頼した。松谷さんが原爆症の認定申請を却下されて提訴し、勝訴するまでの歩みをたどった。
体の自由が奪われても「原爆に負けたくない」と闘った日々が、ナレーション付きの映像で流された。
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