【ロサンゼルス共同】ウォルター・キャンプ・フットボール財団(WCFF)は12日、今季の米大学フットボールでポジションごとに最も活躍した選手を選ぶオールアメリカチームを発表し、ハワイ大のキッカー松沢寛政(26)が名を連ねた。
WCFFのオールアメリカチーム選出は今回が136回目で最も歴史があり、大学フットボール界の主要な表彰の一つ。記録的な活躍を見せた松沢が各大学の監督らによる選考で評価された。
松沢は全米大学体育協会(NCAA)1部上位カテゴリーのFBSで、開幕から25回連続FG成功のFBSタイ記録を樹立。FGの成功数25回はトップタイで、成功率9割6分2厘はトップだった。
同日、米大学フットボール各賞も発表され、最も優秀なキッカーに贈られる「ルー・グローザ賞」の受賞は逃した。最終候補3人に入っていた。強豪オクラホマ大の選手が選出された。
千葉県出身の松沢は千葉・幕張総合高、米短大を経て2023年にハワイ大に編入した。日本選手未踏の米プロフットボールNFL入りを目指している。
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