【バンコク共同】タイ下院は12日、解散した。アヌティン首相が解散を申請し、ワチラロンコン国王の承認を得たと官報で公示された。選挙管理委員会によると、総選挙は来年2月8日投開票を軸に調整する。アヌティン氏は3~4月の選挙実施を約束してきたが、前倒しを決断。カンボジアとの国境地帯での衝突を含む危機に、現状の少数与党の態勢では適切に対応できないことを理由に挙げた。
選挙戦はアヌティン氏の中道「タイの誇り党」と改革派の最大野党「国民党」の対決を軸にタクシン元首相派「タイ貢献党」も争う構図となる。
誇り党は定数500の下院で69議席しか持たない中で国民党の閣外協力を得て9月に政権を発足させたが、関係が決裂した。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする



