首相官邸の公式ホームページに成り済ました偽サイトの設計図に当たる「ソースコード」に、ロシア語が含まれていることが12日、セキュリティー会社トレンドマイクロの調査で分かった。同社の担当者は「ロシア語圏の人間が、偽サイト作成に関与しているとみられる」と指摘している。
トレンドマイクロによると、偽サイトは投資を呼びかける内容で、名前やメールアドレス、電話番号を入力する欄がある。入力すると外国人とみられる人物が日本語で電話をかけてきて、別のサイトに誘導。クレジットカード情報の入力や決済を求められる。
政府は偽サイトの注意喚起をしており、トレンドマイクロの担当者は「サイトのURLをよく確認してほしい」と話している。
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