12日午前11時44分ごろ、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は青森県東方沖で、震源の深さは約20キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・7と推定される。気象庁は北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県に津波注意報を出した。津波到達予想はいずれも1メートル。午後1時前までに北海道えりも町と青森県の八戸港で20センチの津波を観測した。
気象庁は12日午後0時50分から記者会見する。
8日に青森県で震度6強の地震が発生し、巨大地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっているとして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されている。
JR東日本によると、東北新幹線は仙台―新青森駅間で停電が発生し、一時運転を見合わせた。東北電力や日本原燃などによると、青森県の東通原発や核燃料サイクル施設、使用済み核燃料の中間貯蔵施設、宮城県の女川原発に異常は確認されていない。
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