高市早苗首相は12日の参院予算委員会で、企業・団体献金の扱いについて「政治資金の在り方に関する議員立法が国会に提出されている。議論を見守りたい」と述べるにとどめた。自民党で相次いだ「政治とカネ」問題を受け「自民でも、できる限りの改革をしてきたつもりだ」とも語った。
立憲民主党の森本真治氏は、自民所属の議員が他党と比べて多額の企業献金を受け取っているとして「なぜ自民は多くのお金が必要なのか」と追及した。首相は「地域に密着した活動が非常に多い。そういうスタンスの政党だ」とした。
鈴木憲和農相は、広島県などで養殖のカキが大量死している問題に関し「生産者だけではなく、流通など関連事業者にも影響が波及する」と説明。地元自治体などと連携し、11日に発表した事業者支援の政策を進める考えを示した。
立民の鬼木誠氏は、物価上昇を上回る賃上げの実現を求めた。高木真理氏は首相が掲げる「責任ある積極財政」を巡り、財政健全化に向けた首相の認識をただす。柴慎一氏も「政治とカネ」の問題を取り上げる。
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