世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元信者の60代女性=札幌市=が、教団側から高額の献金被害などを受けたとして11日、教団に計約6240万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。
原告代理人の郷路征記弁護士によると、女性は1989年3月に入信。組織的に教義を信じ込まされ、着物や宝石などの物販購入や高額献金のほか、支持を依頼する電話をかける「選挙活動」をしたとしている。
女性は2022年12月末に脱会した。提訴の理由について「深く反省し、二度と同じ事が起きないようにしてほしい」と話しているという。
郷路弁護士は「宗教教義であることを隠し偽りながら伝道活動に誘い、社会通念上の範囲を超えている」と指摘した。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする
