茂木敏充外相は来年1月にイスラエルとパレスチナなどを訪問する方向で調整に入った。複数の政府関係者が11日、明らかにした。パレスチナ自治区ガザはイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意後も不安定な状態が続いており、和平の実現や復興支援について協議する。
茂木氏はイスラエル、パレスチナ双方の要人と会談し、ガザの停戦継続の重要性を訴える見通しだ。双方が共存する「2国家解決」の実現に向け、日本が各国と連携して取り組む姿勢を示す狙いがある。
イスラエルにはガザ和平計画の着実な履行を要請。パレスチナではガザの人道状況改善への支援継続を伝えるとともに、責任ある統治を求める。
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