インドの首都ニューデリーで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は11日、無形文化遺産となっている「山・鉾・屋台行事」に茨城、新潟、富山、滋賀4県の祭りを加えるなど、日本政府が申請した計6件を追加登録すると正式決定した。残る2件は福井県の和紙と、伝統的畳作り。いずれも各地の伝統として受け継がれており、ユネスコ評価機関が先月、文化の多様性を示し保護措置も取られているとして登録を勧告していた。
日本の無形文化遺産は現在、「伝統的酒造り」(2024年登録)など23件。今回は登録済み遺産に追加する「拡張」扱いのため、国内件数は23で変わらない。
追加が決まった祭りは、常陸大津の御船祭(茨城)、村上祭の屋台行事(新潟)、放生津八幡宮祭の曳山・築山行事(富山)、大津祭の曳山行事(滋賀)。このほか、無形文化遺産「和紙」に越前鳥の子紙(福井)を、無形文化遺産「伝統建築工匠の技」に畳作りの工程の一部である手織中継表製作が追加された。
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