2025年12月11日
アッヴィ合同会社

アッヴィ、I know IBD (アイノウ アイビーディー)プロジェクトが「PRアワード2025」においてブロンズを受賞

 

ー IBD(炎症性腸疾患)は主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病1,2があり、主な症状である下痢や腹痛により、トイレの回数の増加3,4や、食事の制限5など患者さんの日常生活にさまざまな影響を及ぼすこともある疾患

ー I know IBDプロジェクトは、IBD患者さんの日常生活での「見えない壁」の1つである外出時のトイレの不安解消と、社会全体におけるIBDへの理解向上を目指し、2022年5月に始動

ー 同プロジェクトが、日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワード2025」でブロンズを受賞

 

アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長:ティアゴ・カンポス ロドリゲス)は、炎症性腸疾患(IBD)の正しい理解を広め、IBD患者さんが「周囲のIBDへの理解」を実感できる社会の実現を目指す「I know IBDプロジェクト」について、公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワード2025」においてブロンズを受賞したことをお知らせします。

 

PRアワードは、パブリックリレーションズのプロに求められる4つの項目「Strategy & Research:課題解決のための戦略性」「Idea:課題解決のための独創性」「Execution:活動内容の専門性または完成度」「Impact & Results:実現した行動変化と事業への影響や社会的にもたらした変化」を基準に審査が行われます。

 

今回受賞した「I know IBDプロジェクト」では、IBD患者さんを取り巻く社会が気づいていないさまざまな課題を「見えない壁」と位置づけ、明らかにし、解消に取り組み、社会全体の疾患への理解を高めることを目的としています。患者さんの日常生活に影響するものの1つとして、外出時のトイレへの不安があります6。本プロジェクトでは、トイレを理由に外出に気後れしてしまう、活動範囲が限定的にならざるを得なくなってしまうなどの患者さんの日常生活における「見えない壁」に対して、IBD患者さんへのトイレの貸し出しをはじめ、多くの企業・店舗の協力を得て解消に取り組んでいます。

 

2022年5月の発足以来、美容室、飲食店、薬局、ホテルなど幅広い業界・業種からの賛同を得て、協力企業・協力店数は47都道府県で協力企業199社、協力店舗数3,188店舗(2025年11月末時点)となり、IBD患者さんを支える輪が全国で広がっています。

 

I know IBDプロジェクトの発足から4年目を迎え、「外出時にトイレを借りられる場所があるということは、とても心強い存在」などの患者さんの声が寄せられています。アッヴィは、今回の受賞を励みに、さらに支援の輪を広げ、社会全体での疾患認知と理解を広げることで、より多くのIBD患者さんの日常生活の質の向上に貢献してまいります。

 

PRアワードについて

PRアワードは、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会が、日本におけるコミュニケーション技術の質的向上およびパブリックリレーションズに対する一層の理解促進を図ることを目的として、毎年開催しているアワードです。一般企業・団体の広報部門やPR会社が実施するコミュニケーション活動に留まらず、社会との共創を通じてビジネスと世の中を動かしたパブリックリレーションズの実践事例を広く募集し、審査を通して日本を代表する優秀な活動を表彰、公開しています。

 

I know IBD (アイノウ アイビーディー) プロジェクトについて

本プロジェクトの目的は、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者さんを取り巻くさまざまな課題を明らかにし、その解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めることです。5月19日の「IBDを理解する日」に先駆け、2022年5月17日に発足しました。

 

【表】

 

●プロジェクトウェブサイト内 コンテンツ(協力店トイレMAP)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202512080569-O3-hBCJS4Nu

 

アッヴィについて

アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製と提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.com をご覧ください。FacebookInstagramX(旧TwitterYouTubeLinkedInでも情報を公開しています。

 

日本においては主に、免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がん、アイケアの領域、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスのポートフォリオで、製品の開発と提供に取り組んでいます。アッヴィの詳細については、www.abbvie.co.jpをご覧ください。FacebookYouTubeでも情報を公開しています。

 

References:

1.難病情報センター潰瘍性大腸炎(指定難病97) https://www.nanbyou.or.jp/entry/62(2025年12月1日閲覧)

2.難病情報センタークローン病(指定難病96)https://www.nanbyou.or.jp/entry/81(2025年12月1日閲覧)

3.Rubin DT, et al.:Inflamm Bowel Dis. 27,1942-1953(2021)

4.Hibi T, et al.: Inflamm Intest Dis. 5:27–35 (2020)

5.Matsumoto T, et al.: J Crohns Colotis. 9,477-482 (2015)

6.Devlen J., et al. Inflamm Bowel Dis Volume 20, Number 3, 545-552 (2014)