【ワシントン共同】トランプ米政権は10日、100万ドル(約1億5500万円)で米国の永住権を取得できる新たなビザ(査証)「トランプ・ゴールドカード」の申請受け付けを専用ホームページで始めた。企業・団体が申請者のために支払う場合は200万ドル。外国の富裕層や高度人材を優遇して受け入れると同時に、政府の歳入増を狙う。

 トランプ大統領はホワイトハウスでの会合で「素晴らしい外国人学生を採用しやすくなり、企業に必要とされている制度だ」と訴えた。

 トランプ政権は途上国からの移民受け入れを厳格化している。