【ニューヨーク共同】中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」が、米政府が対中輸出を禁じている米半導体大手エヌビディアの最先端人工知能(AI)半導体「ブラックウェル」を使ってAIモデルを開発していると米メディアが10日、報じた。販売が認められている第三国を経由して中国に密輸されたという。
米政府は、軍事転用できるAI開発能力の向上を防ぐため、先端半導体の中国への輸出を禁止している。報道によると、海外のデータセンターにいったん設置された後、サーバー機器を手がける企業の検査を通過した上で分解され、中国へ持ち込まれたという。
エヌビディアの先端半導体を巡っては、トランプ米大統領が8日、一世代前のAI半導体「H200」の中国向け輸出を許可すると交流サイト(SNS)で明らかにした。より高性能なブラックウェルの輸出禁止措置は継続しているが、トランプ氏の判断に対しては米議会から批判の声も出ている。
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