砂防ダム内に被差別部落などから移り住み、約60年、コミュニティーを維持してきた在日コリアンらの集落の歴史を解説する特別展が京都市で開かれている。近年、集落を差別的に取り上げたインターネット動画などが相次ぎ、危惧した地元NPO法人が「差別解消につなげたい」と企画した。
集落は1953年に完成した紙屋川砂防ダム(京都市北区)の上流にある。詳しい経緯ははっきりしないが、58年ごろ居住が始まったとされる。
家を借りるのにも差別があった在日コリアンや、生活に困窮した人が移り住むようになったとされる。多い時期で約200人が暮らしたという。
市人権資料展示施設「ツラッティ千本」で27日まで。
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