インドで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)政府間委員会は10日、無形文化遺産登録に関する2日目の審査を終えた。日本が申請した4県の祭りや和紙など6件は、ユネスコ評価機関から既に登録勧告を受けており、審査最終日となる11日に登録が正式決定することがほぼ確実になった。
無形文化遺産の代表リストへの登録審査は9日から始まり、3日目の審査は日本時間の11日午後に予定され、日本の6件も対象となる見通しだ。
6件は、既に無形文化遺産に登録されている「山・鉾・屋台行事」に茨城、新潟、富山、滋賀4県の祭りを加えるほか、同じく無形文化遺産「和紙」に福井県の和紙、「伝統建築工匠の技」に畳作りの技法1件を追加する内容。
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