各地で街路樹の倒木や枝落ちによる事故が相次いだことを受け、国土交通省が、道路を管理する自治体向けに点検を効率的に進めるためのガイドラインを策定することが10日分かった。通学路や災害時の物資輸送を担う「緊急輸送道路」は優先的に点検することなどを盛り込む方針。来年3月までに取りまとめ、公表する。
樹齢40年以上や、倒木事故が多いサクラやケヤキを優先的に点検する考えも明記する。パトロールカーに乗った担当者による目視や、木に近づいての綿密なチェックを定期的に行う。
優先順位の基準を示すことで、めりはりを付けた作業につなげる。
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