アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃を仕掛けた「Qilin」と名乗るハッカー集団が、アサヒの社内文書を新たにインターネットのダークウェブ上に公開したことが10日、セキュリティー会社への取材で分かった。アサヒは「社内情報が流出したことは確認したが、内容については回答できない」としている。
文書には、取引先との商談資料や人材育成計画が含まれている。Qilinはこれまでネット上に犯行声明を掲載し、社員の個人情報とする画像をアップしていた。
アサヒの勝木敦志社長は11月の記者会見で、攻撃者との接触や身代金の支払いは否定していた。
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