大阪・関西万博の会場整備費約2350億円を賄う経済界の負担分に約42億円の不足が生じていることが分かった。1970年大阪万博の収益で設けた基金を取り崩し、穴埋めする方針。関係者が10日、明らかにした。整備費が当初想定から増えた一方、関西経済連合会は企業に追加の寄付を求めない意向を示し、基金活用を提案していた。
24日の日本国際博覧会協会理事会で関係機関が調整する。基金運用益を万博記念公園の維持管理に充てている府の吉村洋文知事は、取り崩しに同意している。
会場整備費は、当初想定の1・9倍に膨らんだ。経済界は負担分を企業からの寄付で賄う想定だった。
70年万博の基金は現在約190億円ある。
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