携帯電話会社のシステムに不正ログインし通信回線を契約した疑いで愛媛県新居浜市の男子高校生(18)らが逮捕された事件で、高校生がログインを何度も試行するソフトの更新を、群馬県太田市の無職男(18)に依頼し、会社側の強化した防御策を突破したとみられることが10日、愛知県警への取材で分かった。県警は同日までに、不正アクセス禁止法違反の疑いで男を逮捕し、高校生を再逮捕した。
捜査関係者によると、会社は楽天モバイル。県警によると、高校生は他人のIDやパスワードが多数書かれたリストを業者から日常的に仕入れ、ログインに成功したアカウントで携帯電話の回線を契約し、犯罪グループに販売していたとみられる。
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