日銀が10日発表した11月の国内企業物価指数(2020年平均=100、速報)は前年同月比2・7%上昇の128・0だった。コメ価格の高止まりが続き、農林水産物の伸びが全体を押し上げた。伸び率は10月から横ばいだった。
農林水産物は30・1%上昇した。人件費や肥料代などのコスト増加分の転嫁により、コメ価格は高い水準が続いていることを反映した。飲食料品も原材料や包装材価格の値上がりに伴い、4・9%上がった。
一方、鉄鋼は中国での過剰生産に伴う国際市況の低迷が国内に波及し、6・8%下がった。電力・都市ガス・水道は、燃料や原料の市況が下落した影響などを受け、1・0%下がった。
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