【バンコク、プノンペン共同】タイ軍は9日、カンボジアとの衝突が再燃した国境地帯で断続的に攻撃を受け、ロケット弾でタイ側の民家2軒が損傷したと発表。7日以降、タイ兵3人が死亡、52人が負傷したという。一方、カンボジア国防省は9日、タイの砲撃を受けた民間人7人が死亡、20人が負傷したと発表した。
7月の軍事衝突を受け、トランプ米大統領が仲介した両国の和平合意は維持が危ぶまれている。タイのアヌティン首相は8日、記者団に対話再開の可能性を問われ「もしカンボジアが望むなら、われわれの要求に従う必要がある」と強硬姿勢。カンボジアのフンセン上院議長は9日「タイ軍の破壊行為を黙って見過ごすつもりはない」とSNSで表明した。
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