官民ファンドの産業革新投資機構(JIC)の横尾敬介社長は9日、報道陣の取材に応じ、11月に設けた総額8千億円規模の新ファンドについて「国内の産業競争力強化に向け、中長期的かつ産業政策的観点でのリスクマネー供給を強化する」と狙いを語った。企業の大規模な成長投資や事業再編、新規事業創出などの改革を後押しする。
新ファンドは自動車や半導体、電子部品、化学、ヘルスケアといった分野を投資対象とし、設備投資額が膨らみやすい製造業などの企業活動を支援する。ファンドの運営期間は原則10年とする。
横尾氏は「民間ファンドとの協調投資を積極的に模索することで、民間資金の補完を目指す」とも述べた。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする

