患者に容体を尋ねる看護師（右）。会話はマイク機器（右手前）を通じて自動で文字に起こされる＝とちぎメディカルセンターしもつが
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患者に容体を尋ねる看護師（右）。会話はマイク機器（右手前）を通じて自動で文字に起こされる＝とちぎメディカルセンターしもつが

　県内の医療現場でデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）による業務効率化や職場環境改善が進んでいる。時間外勤務の要因とされる患者の看護記録や医師の医療文書の作成に生成ＡＩ（人工知能）を活用したり、クラウド上で患者の在床状況を管理したりして、深刻化する人手不足を埋める狙いだ。各医療機関はＤＸが医療や看護の質向上につながることにも期待している。