次世代エネルギーとして期待される核融合発電の装置開発を手がける新興企業ヘリカルフュージョン(東京)は8日、技術の実用化後に電力を販売する契約を、食品スーパーを展開するアオキスーパー(名古屋市)と結んだ。核融合による電力を売買する契約は国内初という。商用化への機運を高めたい考えだ。
アオキスーパーへの電力の供給開始は2030年代を予定し、発電炉の建設場所は非公開とした。ヘリカルは30年代半ばの商用発電炉の開発を目指している。
アオキスーパーは7月にヘリカルに出資した。需要家となる姿勢を示し、他企業の関心を高めることを狙う。
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